こだわりの珈琲探訪#2

こだわりの珈琲探訪 by 豆樽屋珈琲

“ココ”の深煎りが飲みたい|Saredo Coffee

おはようございます

こんにちは、そしてこんばんは。豆樽屋珈琲です。
今回は、福岡に立ち寄った際、本格的な中深〜深煎り珈琲を堪能できるお店、Saredo Coffeeを紹介したいと思います。

2013年6月から福岡・六本松の護国神社前にお店を構える当店は、栽培環境の保証された高品質な銘柄や、オーガニックの豆を多く揃え、“日々の暮らしに寄り添う店”を目指して一杯ずつまごころをこめて提供することを大事にされている珈琲自家焙煎喫茶です。

お店の外観 from YOUR SIDE COFFEE

来店されたお客さんそれぞれが、店内で自由な時間をゆったり過ごしているように感じました。特に、少し言葉を交わしただけでも感じた、店主と奥さんの柔和な人柄が自分の時間をゆっくり過ごせる雰囲気を作っているんでしょうね🧐
また、木のぬくもりを感じられる色合いや透き通った大きなガラス窓から入る優しい光が落ち着いた空間を一層引き立たせているように感じました。

お店の中は、二人掛けのテーブル席が4つとカウンターを合わせて12席。焼き菓子や、Tシャツなどオリジナルグッズの販売コーナーもあります。 from Walker plus

街中でありながら、落ち着いてくつろげる空間。親子連れにも過ごしやすいアットホームな雰囲気だと思いました。

店主・権藤氏は、

店主の権藤氏 from KURASU

コーヒー業界に足を踏み入れたのは、スターバックスでバイトを始めたのがきっかけとのこと。スターバックスでは最初の3年を地元福岡で、その後の7年間を名古屋で勤務。名古屋勤務の時には、深すぎない焙煎のものが比較的手に入りやすく、よく清水珈琲さんや小野珈琲店さんから豆を買っていたそうです。

20時まで営業している(LO:19時) from KURASU

スターバックスに入って7年程経過した頃に、権藤氏は自分で店を持つことを考え始め、そこから3年ほどは構想を練ったり、貯金をしたり、富士珈機さんなどのセミナーで焙煎を学んだようです。

Saredo Coffeeでは、取り扱う珈琲豆の多くをマツモトコーヒーから仕入れているようです。また、焙煎機はというと、ドイツのプロバット、アメリカのデードリッヒと並ぶ世界三大焙煎機メーカーの一つであるオランダのGIESEN社(ギーセン社)製のものを使っています。
ちなみにGIESEN社の焙煎機といえば、2013年にフランスで開催された「ワールド・コーヒーロースティング・チャンピオンシップ」の初代チャンピオンであり、現在は「世界一の焙煎士」として福岡の名店「豆香洞コーヒー」のオーナーでもある後藤直紀さんも使用している半熱風式の名機ですね。

ここでしか買えないもの、権藤氏にしか焼けないもの、それがSaredo Coffeeのこだわりの一つと言えるかもしれません。

Saredo Coffeeで使用されている焙煎機(GIESEN社製) from KURASU

権藤氏が淹れる珈琲の味わいはどんなものなのでしょうか?

今回実際に飲んだ2種類の深煎り珈琲の味わいの感想を整理したいと思います\(^-^)/

インドネア マンデリン(深煎り、600円)

味わいについて
“一口目の液温は、60°〜70°の間程度でちょうど飲みやすい温度帯で、マンデリン特有の強めの苦味をあまり感じさせないあっさりした後味で非常に飲みやすかったです。また、一口目から最後の一口まで液温の温度はだんだん下がっていく中で、酸味も少なく、滑らかな味わいを楽しめました。”

グアテマラ・ラタシータ農園の中深煎りコーヒー(600円)

◼️味わいについて
“フローラル感があり、「花のようなやさしい香り」を楽しめました。”

どのコーヒーも全体的にまろやかさや柔らかさが感じられました。焙煎だけでなく、淹れ方や出し方にも一工夫あり、例えば提供時のコーヒーの液温は口付けを考慮した、熱すぎないちょうどな温度帯へ調整されておりました。これもまろやかさや柔らかさを一層際立たせるポイントなのではないかと感じました。また、コーヒーを注文すると手作りクッキー1枚がおまけでついてきますよ\( ˆoˆ )/

お菓子とおまかせコーヒーのセットなど、フードペアリングもセット料金で楽しむことができ、今回注文したフィナンシェも焦がしバターと風味豊かなアーモンドの風味で、コーヒーとの相性も抜群でした。

中深〜深煎りのラインナップを楽しめますよ☺️

またSaredo Coffeeを堪能した他の方からの声も見てみると、

—Cさんのレビュー—
“こちらのお店では深煎りか中煎りしか無く、普段浅煎りを好んで飲んでいたので少し不安でしたが、風味豊かで美味しかったです。焙煎の度合いだけで決めつけてはいけないと反省しました。”

—Aさんのレビュー—
“コーヒー豆や焼き菓子を買ったり、イートインスペースで挽きたての美味しいコーヒーを飲んだりできます。静かで落ち着いた店内です。コーヒー豆の前で悩んでいると店主さんがアドバイスしてくれました、いつも笑顔で親切な方です。丁寧に淹れてあるコーヒー美味しいです。焼き菓子も美味しいのでぜひ食べてみてください。”

—Sさんのレビュー
“手作りのお菓子は美味しいですよ。でも一番好きなのはコーヒーについてくる丸いクッキー!オーナーさんも優しい顔の感じの良いお兄さん。ココにはたまに凄く行きたくなるので自転車と電車で行きます。メニューにもお豆の説明があるので、その時の気分で選びまったりします。お気に入りのお店です。”

—Kさんのレビュー
“六本松のサードウェーブ珈琲のお店。マスターは気さくな方でとても話しかけやすい。サードウェーブが流行しているので焙煎浅めの珈琲屋が多い中、比較的深めに焼いている印象。”

Googleレビューよりランダムに4つ抜粋

最後に

今後読者の皆さんのなかで、福岡へ寄る機会のある方がおられましたら、Saredo Coffeeで珈琲ブレイクを満喫してもらいたいものです😌それでは、店舗情報を改めて整理しておきます。

■Saredo Coffee
住所:福岡県福岡市中央区六本松3丁目11-33-101
電話:092-791-1313
営業時間:11:00~20:00(LO19:00)
定休日:水曜+α
※営業時間や定休日の最新情報は、HPSNSをご確認ください。
駐車場:なし
詳細:コチラより

“日々の暮らしに寄り添うお店”を目指す、店主・権藤氏の淹れる珈琲にはまろやかで柔らかな味わいを最後の一滴まで感じられました。中深〜深煎りの珈琲には、「それを淹れる本人の技量だけでなく、心遣いを含めた探究心、そして狙いが組み合わさってそのお店の味わいが作り出されるんだな」と改めて思い至りました。

こだわりの珈琲探訪では、
その一杯を求めて、出かけたくなる“をコンセプトに、記事を作っていきます。 
HOTなコーヒーとHOTなストーリーと共にHOTな時間を☺️

それでは、今回はここまで。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
またよかったら、本記事を大切な人へLINE等でシェアして今日の珈琲ブレイクを楽しんでください🎶
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