こだわりの珈琲探訪#19

こだわりの珈琲探訪 by 豆樽屋珈琲

“ココ”の深煎りが飲みたい|富久栄珈琲

おはようございます

こんにちは、そしてこんばんは。豆樽屋珈琲です。
今回は福島県・郡山市で、高品質なコーヒー豆だけを取り扱い、その焙煎まで徹底的にこだわるお店、「富久栄珈琲」をご紹介します。

2013年、スペシャルティコーヒーの専門店として、代表・中島氏の地元・郡山市で「富久栄珈琲」1号店(現在の亀田本店)がオープンしました。

コーヒー鑑定士である中島代表が、生産地で直接買い付けたスペシャルティコーヒー豆だけを取り扱うなど、徹底したコーヒーの品質へのこだわりが評価され、今では、福島県内に5店舗、隣県の仙台市内にも2店舗を構えています。

富久栄珈琲 亀田本店

私が訪れたのは、郡山市内の環状道路沿いに構える亀田本店。
店内に入ると、ブレンドからシングルオリジンまで、当店のコーヒーを試飲できるスペースがあり、好みの豆が見つかれば、その場で購入できます。また、豆を購入したら、テイクアウトコーヒーを1杯いただけるサービスもありました。

当店のコーヒを落ち着いて飲むなら、郡山駅から徒歩5分ほどにある、うすい百貨店9階にある、うすい店が良いでしょう。同フロアの大部分がジュンク堂書店であるせいか、心地よいBGMが流れ、書店独特の静寂な空気感の中、リラックスしてコーヒーを楽しむことができます。

うすい店では、本を読んだり、物思いに耽りながら、スペシャルティーコーヒー専門店である富久栄珈琲のコーヒーを、じっくり味わうことができます。

代表・中島氏について

代表・野沢信行 氏

早稲田大学を卒業後、2008年に地元・郡山市に戻り、主にオフィス向けにコーヒーの宅配販売事業を始めました。東日本大震災が発生した2011年3月11日14時46分、いつものようにコーヒーの配達をしている最中だったそうです。

郡山市は、太平洋沿岸部の地域ほど被害が大きくありませんでしたが、原発事故による風評被害に悩まされ、ECサイトのレビューには、誹謗中傷を書き込まれたこともあったそうです。

そんな苦い経験を経て、2011年に日本スペシャルティコーヒー協会主催のローストマスターズ団体戦で準優勝。また同年、コーヒーの世界では世界最高水準の資格であるアメリカの国際資格SCAA認定Qグレーダー、さらにブラジル政府公認の鑑定士の資格まで取得して、国際的な品評会(COE)の審査員として世界を飛び回るまでになりました。

そして2013年、同氏は「富久栄珈琲」ブランドで、コーヒーの品質に徹底的にこだわったスペシャルティコーヒーの専門店である1号店(現在の亀田本店)を開きました。

また、2017年には「富久栄珈琲」を法人化し、現在では福島県内に6店舗、さらに隣県の仙台市にも2店舗を展開しています。

同氏は現在、福島を世界的な食のブランドとして、世界中の人にイメージしてもらうための企画を進めています。『福島』という地名を聞いただけで、『食の本物』を想起してもらえるようなブランディングを行い、将来的には、この福島に、世界中から人やモノが集まり、新たな価値が生み出されるエリアにすることを思い描いているそうです。

大きな目標に取り組む同氏を支える富久栄珈琲のスタッフには、代表が講師を務めている福島の調理学校の卒業生が数多くいます。

『人と物が行き交い、福島が食の世界ブランドになる』ような未来を目指して、同氏は、富久栄珈琲を通じて、福島で人を育て、日本全国、そして世界へと福島の魅力を引き続き発信し続けています。

「富久栄珈琲」の珈琲はどんな味わいなのでしょうか?

今回の訪問では、ホンジュラス・サンホセ(中深煎り)と、ルワンダ チャト ナチュラル(深煎り)を注文しました。

ホンジュラス・サンホセ(中深煎り) ¥660  ルワンダ チャト ナチュラル(深煎り) ¥770

ホンジュラス・サンホセ(中深煎り)
何度も品評会で入賞している銘柄であり、豆本来の味わいを確かめたいと思い、フレンチプレスでオーダーしました。一口飲んで一言「本当に、おいしい一杯!!」。コクがあり、鮮度が高くジューシーな味わいですが、さらりとした透明感があり、ごくごくと飲むうちに、心が満たされてきました。毎日、このコーヒーを飲めたら幸せでしょうね。

ルワンダ チャト ナチュラル【品評会優勝農園の傑作】(深煎り)
上記のサンホセと同様に、口当たりはさらりとして、透明感のある味わい。心地よい苦みと、マカデミアナッツのような香ばしさがあり、アフターでは甘みをじっくりと感じることができました。

実際に当店のコーヒーを堪能した他のお客様の口コミを見てみると

—Mさんのレビュー—
“月1ペースで通っています。
ここでしか味わえない稀少なものから、月替わりで楽しめるセットまでコーヒーがお好きな方にはたまらないお店です❗コーヒーのお供に楽しめるちょっとしたお菓子や、本格的すぎるジェラート、コーヒーが飲むのが楽しくなるカップや道具類まで幅広く取り扱っております。初めて来られる方でも、自分の好みをお伝えすれば店員さんがオススメのものを選んでくれます。”

—Tさんのレビュー—
“拘りのコーヒー豆専門店と言う感じです。
マンデリンは自分好みで焙煎と豆の持つ特長が生かされとても美味しいです”

—Eさんのレビュー
“以前知人からもらったコーヒーがおいしかったので寄ってみた。今、話題のチョコレート「Bean to Bar」も買えてうれしい!!おいしいチョコレートには、おいしいコーヒー。久し振りに、ちゃんと豆から挽いて飲みたくなり…。コーヒーは、マイルドな味わいでおいしかった。オーナーらしき方も、打合せ中でも、きちんと挨拶してくださり、感じが良かった。いろんなコーヒーと「Bean to Bar」を味わってみたい。”

—Kさんのレビュー
“豆の種類が多くて目移りしますが、試飲もでき、落ち着いた雰囲気の店内で選ぶ楽しみがあります。ご当地のドリップコーヒーは福島にまつわるイラスト付きのパッケージ(赤べこ・猪苗代湖・大内宿・磐梯山等)が可愛かったので、遠方の友人や、故郷を離れた親戚にギフト用にセットを購入しました。結果、とても喜んでいただきました。
スタッフの方々も親切でした。購入のサービスとしてホットショコラティーノをいただきましたが、淹れたては格別でした。
周辺に詳しくないので車でお伺いした際は少し迷いましたが、もう覚えたのでまた行きます!”

Googleレビューよりランダムに4つ抜粋

最後に

読者の皆さんのなかで、福島県・郡山市内へ立ち寄る機会があれば、ぜひ「富久栄珈琲」でこだわりの珈琲を満喫してもらいたいものです😌それでは、今回、私が訪問した店舗情報を改めて整理します。

■富久栄珈琲 亀田本店
住所:福島県郡山市亀田1-51-19
電話:024-953-7035
営業時間:10:00~19:00
定休日:水曜日・第3火曜日
※営業時間帯や定休日の最新情報は、SNSをご確認ください。
詳細:コチラより

■富久栄珈琲 うすい店
住所:福島県郡山市中町13-1 9F
電話:024-983-3601
営業時間:10:00~19:00
定休日:無休
※営業時間帯や定休日の最新情報は、SNSをご確認ください。
詳細:コチラより

コーヒーの世界へより没頭させてくれる、そんな味わい体験ができるお店です。最後の一滴までおいしく楽しめました。今回は2杯続けて飲みましたが、それでもまだ飲みたいと感じさせてくれるほど、満足できる珈琲を堪能しました!

こだわりの珈琲探訪では、
その一杯を求めて、出かけたくなる“をコンセプトに、今後も記事を作っていきます。 
HOTなコーヒーとHOTなストーリーと共にHOTな時間を☺️

それでは、今回はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
またよかったら、本記事を大切な人へLINEなどでシェアして今日の珈琲ブレイクを楽しんでください🎶
<https://mamedaruya-blog.com/fukushima1/>

タイトルとURLをコピーしました