“ココ”の深煎りが飲みたい|會津壹番館
おはようございます
こんにちは、そしてこんばんは。豆樽屋珈琲です。
今回は福島県・会津若松市にある「野口英世青春館」1階にあり、1976年の創業以来、地元の人に愛され続けているお店、「會津壹番館」をご紹介します。
会津若松市内には、古くからある蔵や洋館を、リノベーションしたカフェが多く、私が訪問した「會津壹番館(あいづいちばんかん)」も、由緒ある歴史的建築物の中にあり、明治時代後半の建築様式や家財などが端正よく保存された空間のため、気持ちが安らぎ、くつろいで過ごせました。
1884年(明治17年)に建てられた重厚な蔵造りの当館は、かつて野口英世氏が手の手術を受けた病院として有名な旧「会陽(かいよう)医院」であり、同氏が医学に目覚めた場所としても知られています。
こうした由来の場所にある喫茶店だからでしょうか、野口英世が黄熱病の研究のために訪れたメキシコ、エクアドル、ブラジル、ペルーなど中南米のコーヒーが充実していました。
私は、立派なバーカウンターが正面に眺められる2人用の円卓席に座りました。
通常は、多くの観光客で賑わうお昼時でしたが、悪天候のせいもあり、好きな席を選んで、ゆっくり過ごせました。
代表・照島氏について
代表の照島氏は、東京駅近くの八丁堀生まれ、20代の頃(昭和51年)に会津へ移り住みました。都会の真ん中で暮らしていたため、「単純に、地方で生活したい」という思いが強かったのだそうですが、歴史建築物が多い会津若松市を訪れた際、自らが生活していける余地があると直感したそうです。
当時の市内には少なかった、古い建物を生かした喫茶店を作りたいと考え、「街にある歴史的なものは、今後どうなるかわからないから、ちゃんと形に残したい」という課題にも貢献できることから、覚悟が決まったそうです。
こうした経緯を経て、最盛期には、市内で7店舗を切り盛りしていたこともあったそうです。
(珈琲自家焙煎の「會津壹番館」、会津28市町村のアンテナショップ「七日町駅カフェ」、ジャズライブの「スイング・スクエア」、スリランカ直輸入のセイロンティー専門の「セイロンティーガーデン」、会津ブランド館、紀州屋1934「バスカフェ」など)
「會津壹番館」の珈琲はどんな味わいなのでしょうか?
今回の訪問では、会津磐梯山(ばんだいさん)の湧き水で淹れたダッチコーヒー(水出しコーヒ)と、地元の酒蔵から取り寄せた酒粕を使った、豊潤な香りとなめらかな口当たりが特徴の「酒粕プリン」を注文しました。
ダッチコーヒー
水出しで使用されている、猪苗代湖近くの磐梯山の麓からの湧水を使っており、スッキリとおいしく、深煎りのブレンドコーヒーの旨みが一層引き立っていました。
酒粕プリン
酒で有名な会津ならではの酒粕を使ったスイーツ。カラメルには多めに、カスタードにはほのかに入っていたようでした。酒粕独特のシャープな甘さが、カスタードの甘味をさらに際立たせていました。
実際に当店のコーヒーを堪能した他のお客様の口コミを見てみると
—Mさんのレビュー—
Googleレビューよりランダムに4つ抜粋
“野口英世青春通りにあるアンティークな喫茶店。インテリアも雰囲気もレトロカフェと言った感じの落ち着いた雰囲気のお店です。分煙タイプなので喫煙席の場合は奥になります。軽食も美味しいのですがここに来たら酒粕プリンが食べたくなるので毎回注文してます。レトロなインテリアを見ながらゆったりとした時間を過ごすにはピッタです。周遊バスからでもすぐなのでアクセスも便利ですよ”
—Nさんのレビュー—
“朝ご飯を食べに来ました。8時からやっていて、観光計画を立てるのに便利です。モロッカンランプと真空管オーディオが醸し出すイキフン、最高です。ローストサンドもハムサンドはマスタードがビンビンに効いていて、目が覚める美味しさ。コーヒーともそりゃあ良く合います。”
—Kさんのレビュー
“レトロな雰囲気の喫茶店。自分好みの空間です。トーストサンドイッチとマンデリンのストレートコーヒーを注文しました。ストレートコーヒーの種類も多く、驚きました。サンドイッチ結構ボリュームがあってお腹いっぱいになりました。ご馳走様でした。レトロな雰囲気が好きな方、静かな空間が好きな方はぜひ行ってみてください”
—Tさんのレビュー
“レトロ喫茶、タイムスリップしたようでした。とても素敵な黒の柱を使った室内だった。カフェラテもシナモンがついてきて、寒いこの時期には体が温まった😌地元の小中高生の課外実習でも人気なようで、多くの学生さんたちが訪れていた。街一体がレトロな外観がおおくとても雰囲気が素敵だった。道が狭いので運転要注意”
最後に
読者の皆さんのなかで、福島県・会津若松市内へ立ち寄る機会があれば、ぜひ「會津壹番館」でこだわりの珈琲を満喫してもらいたいものです😌それでは、今回、私が訪問した店舗情報を改めて整理します。
■會津壹番館
住所:〒965-0878 福島県会津若松市中町4-18
電話: 0242-27-3750
営業時間:08:00~20:00 (料理L.O. 19:30)
定休日:1月1日
駐車場:7台。いずれも無料でご利用できます。
交通アクセス
車:磐越自動車道会津若松ICから車約30分
鉄道:JR磐越西線会津若松駅からまちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ 野口英世青春館前下車 すぐ
詳細:コチラより
地元の名水で淹れられたコーヒーは、口当たりまろやかで、スッキリとおいしく、コーヒーの味わいを堪能できました。また、混雑しているときでも1組90分制ルールがあり、くつろぎの珈琲タイムを過ごせます。
こだわりの珈琲探訪では、
”その一杯を求めて、出かけたくなる“をコンセプトに、今後も記事を作っていきます。
HOTなコーヒーとHOTなストーリーと共にHOTな時間を☺️
それでは、今回はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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